羽生善治の一流の名言集!著書「決断力」にもあった努力と才能の違いは?

棋士

今回は、将棋界で圧倒的な実力を誇り、現役でありながら永世七冠が確定している(すでに、十九世名人、永世竜王、永世王位、名誉王座、永世棋聖、永世棋王、永世王将の七つを獲得。名誉NHK杯選手権者でもある)羽生善治九段について書いていきたいと思います。

将棋のタイトル戦でほぼすべてを獲得している羽生善治九段ですが、叡王(えいおう)だけは新しい比較的に新しいタイトルのため「永世」称号はありません。つまり現役でいえば最強の棋士の一人といえます。

そんな羽生善治九段の名言をまとめましたので是非ともご覧ください。人生や仕事にも通じる一流の人間の考え方が垣間見えます。

 

羽生善治の一流の名言集!

楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で。】

【同じ方法で悪くなる。だから捨てなきゃいけない。せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない。】

【「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。】

【もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、そのためにいつも決まり形でやっていたら、そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、どうしてもぶつかってしまうんです。誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、結局、人の来た道をただ辿ってるだけということになります。】

【追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。】

【いろいろ考えられる選択肢の中から、「この一手」を選ぶのは自分しかいないわけです。】

【毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対つかめない。】

【ただ一局一局を大切に、そこにだけ集中して指してきた。】

【勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ。】

【長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。】

【相手のことを知るよりも、自分自身が強くなればそれで済む世界だし、それを目指した方が本筋というか、王道という気がする。】

【リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。】

【一人で考えるか、それとも何人かの人が集まって知恵を出し合うか、どちらがより有効かは、非常に面白いテーマだ。私は、基本的には一人で考えなくてはいけないと思っている。】

【勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。】

【「まだその時期じゃない」「環境が整っていない」とリスクばかり強調する人がいるが環境が整っていないことは、逆説的に言えば、非常にいい環境だと言える。リスクの大きさはその価値を表しているのだと思えば、それだけやりがいが大きい。】

かなり慎重な考え方を持っているのでは?と考える人も多い羽生善治九段ですが、その優しい風貌も相まって大らかで穏やかなイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、上記の名言をみるとその見た目とは裏腹にかなりギラギラした荒々しく攻撃的な部分も垣間見えると思います。

勝負士としての強さは、この荒々しい内面からくる自信と慎重さ、局面、局所的にみせる大胆さから来ているのでしょうね。

【イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。】

羽生善治九段といえは、勝ち筋が見えた際(詰みが見えた、自分が勝つことを理解した)に手が震えるというエピソードがあります。勝利への興奮を抑えているとなるそうですが、あまりにも有名になり手が震えると相手が戦意を喪失することに気が付いてからは、わざと手を震えさせることもあったそうです(笑)

したたかに貪欲に勝ちを狙う羽生善治九段のエピソードに驚いた方も多いのではないでしょうか?

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【遠回りしながらも、もがいて身につけたものの方が、簡単に得たものよりも後々まで役立ちます。】

【山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。】

【勝つのは一点差でいい。五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、むしろ確実性が高くなる。】

【勝負の世界では、「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。常に前進を目ざさないと、そこでストップし、後退が始まってしまう。】

【新しい試みがうまくいくことは半分もない。でもやらないと、自分の世界が固まってしまう。】

【誰でも最初は真似から始める。しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ。】

【努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう。】

【「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。事前にしっかり準備して万全の態勢で、対局に臨んでくる人は強い。】

【すでに過ぎ去ったことは仕方がない。私は、意識的に先のことを考えるようにしています。反省は勝負がついた後でいい。】

【たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。】

【ビジネスや会社経営でも同じでしょうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。】

【意表を突かれることに驚いてはいけない。】

【何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。】

【決まり切った局面で長考して時間を使って疲れるより、勝負どころの場面で、深い集中力を発揮できることが大切。】

【細かく考えすぎたらその場から動けないし、だいたいで動いているだけでは目的地につくことはできない。】

羽生善治九段の名言を見ていると多くの発言で、将来的にどうするのか?と考えること、現在の結果を受け止めて今後どうするのか?と考えているのが分かりますよね?。

常に、棋士として前進することを考えている=進化し続けている。羽生善治九段ほどの人間が現状に満足しないことに驚きと妙な納得を感じてしまいます。

【守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない。】

【勝敗を決するのは高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性。】

【成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。】

【終わったものはくよくよ考えても仕方ないから。】

【相手の意図を考えることから駆け引きは始まる。】

【大きく見ることと小さく突き詰めていくこと、このバランスが大切なのだと思う。】

【どんな場面でも、今の自分をさらけ出すことが大事なのだ。】

【何事も年齢が上がってから覚えた人は、感覚よりも知識に頼る傾向がある。】

【欠点を裏返すとそれがその人の一番の長所であったりする。】

【私は、対局が終わったら、その日のうちに勝因、敗因の結論を出す。】

【集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。】

【勝負では、知っていることに自分の思考とか、アイデアをプラスしないと意味がないのですが、知っているというその一点だけで、有利になるということもよくあるんです。】

【人間には二通りあると思っている。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ】

【人生の中で目指しているものがはっきりしている人はいくつになってもエネルギーがある。】

【相手は敵であると同時に作品の共同制作者であり自分の個性を引き出してくれる人ともいえる。】

勝負に対しての考え方は、ギャンブラーのような快楽主義的な考え方なのかと思っていましたが、人生と向き合うような、対戦相手ではなく自分自身と向き合い続ける禅問答のような境地に達しているのかな?と感じます。

【直感には邪念の入りようがない。長く考えると言うのは道に迷っている状態なんですね。「勝ちたい」とか余計な思考も入ってくる。だから、いくら考えても分からない時は、最初に戻って直感にゆだねることがよくあります。】

【漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される。両方だめだという結論のなかで二者択一にこだわるよりも、まったく読んでない手のほうが可能性が広がるのだ。】

【ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。本当に見たこともない新手は、ひらめきみたいなものからしか生まれない。でも、それは、先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。】

【一番いいと思えるものを簡単に、単純に考えることができれば、逆境からの突破口を見出せる。】

【興味が続くかぎり、集中力は続くものです。】

【見た目には、かなり危険でも、読み切っていれば怖くはない。剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、相手の刀の切っ先が鼻先1センチのところをかすめていても、読みきっていれば大丈夫なんです。】

【勝敗を決定するのは、「ただの一手」であったりする。絶妙の一手。あるいは絶妙に見えて最悪の一手。】

【新しい戦型は、実戦で試して一度負けないとマスターできない。】

【大一番の対局では、誰しも手堅く、安全、確実な道を選びたくなるものだ。自分もそうすることがよくある。しかし、確実にという気持ちに逃げると、勝負に勝ち続けるのは難しくなってしまう。】

【役に立たないとか意味がないと思っていることのほうがむしろ重要なんじゃないか。】

【理想としては、勝負を超越した心境の中で将棋を指すことなんです。】

【無駄な駒は一枚もない。】

【必ず最後には踏み込んで勝負に出なきゃいけない時がある。】

勝ち続けるために、高い集中力を持っているイメージですが、好きこそものの上手なれと言わんばかりの名言には共感できますね。本当に好きなものだからこそ続けていけるし、続けているから好きになれるんでしょうね。

【集中力がある子に育てようとするのではなく、本当に好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものが見つけられる環境を与えてやることが大切だ。】

子育てについての名言もあり、自分自身を体現したような名言ですよね。親がこうなってほしいと誘導するものではありませんよね?本当に好きになれるものを見つけられる人間に誘導することがもしかしたら大成する人間を生むのかもしれません。

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羽生善治の考える努力とは?才能とは?

【何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。】

【私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。】

【ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何より大事な才能だと思います。】

強い、弱い、上手い、下手ではなく継続し続けることができる人間こそ天才なのかもしれませんね。王貞治さんや羽生善治九段の名言を見ていると成功するまで、結果がでるまで辞めずに継続できた時だけ努力したといえるのかもしれません。それ以外は努力とはいえないのかもしれませんね。

【自分自身を裏切らない努力の姿勢が未来の結果として現れてくる。】

この名言をみても、やはり未来で結果がでるまで辞めないことが努力と言えるのかもしれませんね。

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羽生善治の著書「決断力」の名言

【三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する】

【“ここで行け!”という判断は、読みよりもむしろ直感の働きが大きい。将棋にかぎらず勝負には、流れの中に必ず、勝負どころが出現する。】

常にインプットし、情報を受け入れ続けて、トライ&エラーを繰り返す。なんだか経営者の考え方に似ていますよね(笑)

しかし、企業はゴーイングコンサーンですが、羽生善治九段も棋士として進化し続けていますので似た考え方になってくるんでしょうね。

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羽生善治のコンピュータとの対局についての名言

【テクノロジーの進歩っていうのは、なかなか止まらないわけじゃないですか。その止まらないものに対して、どうこういってもしょうがないことなんで。テクノロジーの進歩があるってことを前提にして、何をしていくのかってことを考えていかなくてはいけない。】

多くの、棋士がコンピュータがプロ棋士には勝てないとコメントしていたころ、現在名人になりトップを走る森内名人と羽生善治九段だけが明確に「2015年までには負ける」とコメントしていたそうです。

最近では電脳戦なども増えており、人間厨などの言葉も生まれています。また、プロ棋士の存在に疑問を持つ方も多いようですが、そのプログラムを作るのも人間ですし将棋部分の問題点を解決するのに協力しているのもプロ棋士の方だということを忘れてはいけませんね。

 

2018年には、無冠になってしまった羽生善治九段。しかし、負けた後は怒涛の強さを見せる羽生善治九段ですので今後の対局から、ますます目が離せませんね。

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